皮膚の構造・肌の仕組み知ってますか?基本をチェック!

皮膚の構造・肌の仕組み

日々洗顔やスキンケアを行っているけれど、自分の皮膚の構造や肌の仕組みを理解している人は少ないですよね。
また、化粧水の紹介で浸透力といった言葉もありますが、実際にはどこにどこまで浸透しているかを知っている方は、実は多くはありません。

 

こちらでは肌の基本的な仕組み、皮膚の構造についてご紹介します。

 

皮膚の構造・肌の仕組みの基本

皮膚の構造肌の仕組み

 

まず、肌は表皮と真皮の2層に分けられます。といってもこの二つの厚みは0.4mm〜1.5mm程度と私達が思っている以上に薄いです。
クレンジングや洗顔などでお肌をこすらないようにといったアドバイスがあるのも、皮膚は薄いため、お肌の状態によってはこすることによって圧力がかかり、肌を支えるコラーゲンやエラスチンがある真皮に負担がかかり、シワやたるみの原因に繋がるためです。

 

表皮層の仕組みと役割

表皮は肌の表面に近い側の層で、外側から角質層⇒顆粒層⇒有棘層⇒基底層という順番で重なっているイメージです。
角質層は肌のバリア機能や保湿を担っていて、一定期間が過ぎると剥がれ落ちていきます。ターンオーバーが乱れると古い角質が残るというのはこの角質層のことを指します。

 

また肌のキメというのは角質層を繋ぎ合わせるセラミドを主成分とした細胞間脂質が関わっていて肌の水分を保ち、外部からの刺激から肌を守る役割を担っています。
そして表皮の上に皮脂膜があり、肌を包むように膜をはり、保湿をサポートしています。

 

洗顔で潤いと皮脂の落としすぎというのは、潤いとは角質層にあるセラミドなどの成分で、皮脂は皮脂膜ということになります。
皮脂膜があることによって、皮膚は弱酸性に保つことができ、細菌やカビから守っています。

 

また、化粧水などの浸透というのは角質層までというのが基本です。

 

真皮層の仕組みと役割

対して真皮層は表皮を支えるクッションのような役割を担っていて、一番下の皮下組織の上に繊維芽細胞とコラーゲン、エラスチン、基質が存在してできています。
網の目状に張り巡らされたコラーゲン線維とコラーゲンをつなぎ合わせるエラスチンが弾力やハリを支える他、繊維芽細胞が肌を作るのに伝達指令を出しています。

 

紫外線などの影響はこの真皮層へのダメージがあり、肌の老化の原因になります。
また、コラーゲンやエラスチンの生成が老化などによって停滞すると、肌は弾力を失っていき、表皮を支える力が弱まり、しわやたるみへと繋がります。

 

そのため、スキンケアでは潤いを与え保ち保湿ケアと真皮層を守るUVケアが大切だと言われているわけですね。

 

脂性肌と乾燥肌の違いと見分け方について

肌の仕組みの基本をご紹介しましたが、その上で自分の肌がどういう状況なのかを知っておくことも大切です。
特に脂性肌と乾燥肌はこの皮膚の構造を支える上での基本、表皮層の潤いやバリア機能にも関わっていますので、その違いを理解して適切なケアを行いましょう。

 

乾燥肌の特徴

乾燥肌は角質層の水分が不足していて、さらに皮脂の量が少ない状態を指します。
表皮のセラミドや保湿成分が足りないことによって、与えた水分も蒸発しやすく、キメも荒れている状態です。

 

乾燥は様々な肌トラブルの原因にもなりやすく、弾力の低下やバリア機能の低下などにも繋がるため、かゆみやヒリヒリとした刺激も感じやすくターンオーバーも乱れやすいです。

 

年齢を重ねると多くの方が乾燥肌に傾きます。これは肌自体の水分量が低下、さらに水分を保つ働きが弱くなることがあり、乾燥しやすくなるためです。

 

脂性肌の特徴

脂性肌(オイリー肌)は皮脂量が多い状態を指します。テカりやベタつきなどを起こしやすく、毛穴も詰まりやすいため、ニキビや毛穴の黒ずみなども起きやすいのが特徴です。

 

食生活による影響も出やすいのが特徴です。

 

脂性肌は隠れ乾燥肌の場合も

べたつきやすい脂性肌の方は乾燥とは無縁かもしれませんが、実は表皮自体は水分不足な場合が多いです。
というのも肌は乾燥してしまうと、その状態を改善するために皮脂を分泌して守ろうとする働きがあります。

 

そのため、皮脂を落としすぎているクレンジングや洗顔によって乾燥を招き、その後、皮脂が過剰に分泌されていることが多いのも脂性肌の特徴です。

 

隠れ乾燥肌かをチェック方法

隠れ乾燥肌かどうかをチェックする時のポイントは洗顔を行った後に10分程度、化粧水をつけずに放置してみます。
その時に乾燥を感じる、つっぱり感があるという場合、隠れ乾燥肌、インナードライな肌の可能性があります。

 

この状態が続く事で皮脂が過剰に分泌され脂性肌と感じてしまうことが多いです。

 

乾燥肌も脂性肌も基本は適切な洗顔と保湿ケアが大切です。水分と油分のバランスが取れた肌を保つことによって、過剰な皮脂の分泌も避けられます。